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2017年度公益社団法人三浦青年会議所

理事長所信
第56代理事長 石崎 勇吾

「共 感」
~誠意と熱意をもって、今しかできない道をひらこう!~

【はじめに】
私達は今を生き様々な問題に対して向き合い何事にも諦めず
誠意と熱意を持って挑戦し、多くの同志と共に同じ時代を駆け抜けよう。

 私は2011年、東日本大震災をきっかけに青年会議所に入会しました。震災直後、災害支援を行おうとしましたが、個人での支援は災害現場に負担をかけてしまうなどの理由から受け入れてもらえませんでした。そのような状況の中、三浦青年会議所は他団体と協力しながら物資を船に積み込み「がんばろう日本!!三浦・三崎 海からの支援隊」と称して支援活動を行ったと後に話を聞き、希望を感じました。なぜなら、若い世代が自分達は何が出来るかを考え積極的に被災地の方々へ実際に行動していたからです。過去に例を見ない状況にも困惑をせず、立ち上がる同世代の人たちがいる組織の存在。熱い想いを頂き、そこで私も未知なる可能性を試してみたくなりました。
 三浦青年会議所に入会してからは、いくつもの事業に携わり、物事に真剣に取り組むメンバーのスケールの大きさ、物事のとらえ方など数多くを学びました。様々な経験や体験を通して自信が持てるようにもなりました。1年ごとに変わる青年会議所の役職も、しっかり段階を踏ませて頂き、成長させて頂いた事で仕事や家庭にも良い影響が生まれ、青年会議所の魅力を感じました。この魅力をメンバーだけにとどまらず市民に発信し、一人でも多くの同志と共にわが町三浦の為に精一杯駆け抜けていきます。 

【心をつなぐ】
 青年会議所は常に会議を行い、事業の意義や準備の構築をしています。準備にはただ物事の準備だけではなく、心遣いや相手に対する配慮も含まれます。例えば自分には関係のない問題が起きたとして、全く関係ないと自信を持って言えるのでしょうか。周りに目を向け自分には直接関係のない出来事にも一緒に取り組むよう心掛けて行きましょう。
 総務委員会は青年会議所の要と言っても良いと思います。あらゆる物事の調整が主たる仕事であるために、より一層の心配りを行います。総務委員会は組織の根幹ではありますが、その手法は過去行ってきた事だけにとらわれず、よりよい環境作りを目指し、「笑顔溢れる未来の創造」に向け、準備していきます。

【夢をつなぐ】
 子供の頃に抱いていた夢や目標はやがて大人になり、日々の忙しい生活の中でいつしか忘れていく、そのようなイメージを受けます。また、今が忙しいからと自分の都合で物事を動かし、出来ない理由を並べて、一度決めた事や約束事を守らずあきらめてしまう。そのように、可能性を否定する大人が子供達の見本であってはいけないのです。夢や目標を一つでも達成できるように熱く挑戦しているからこそ輝いて見えるのだと思います。子供達が憧れるような大人を目指し、自分達の行動も見つめ直していきましょう。
 現代では携帯電話やインターネットが普及し、対面したコミュニケーションが少なくなった子供達がいます。だからこそ子供達が同じ瞬間を協力して一丸となるような事業を通じて、同年代の輪を広げてもらえるような育成事業を目指します。三浦市は海に囲まれた自然豊かな環境なので、その特色を生かし「笑顔溢れる子供たちの育成」を心がけ、無限の可能性を持つ子供達が、夢中になり興味を引くような遊び心のある事業の構築をしていきます。

【今をつなぐ】
 日本は世界の中でも自然災害が多い国であります。この先30年に6割の確率で大きな地震が来ると推測されています。その時までにどれだけの人が各地域で対策の準備を行っているのでしょうか。地域における避難経路や避難場所をしっかり周知するだけでも市民が安全安心に暮らせるのではないでしょうか。行政や他団体と協力をして、準備行動をしていきましょう。
 地域に沿ったまちづくりを考え、独自に未知の挑戦をできるのは青年会議所なのではないでしょうか。三浦市を知り尽くしているメンバーであるからこそ、出来る挑戦があるはずです。市民だから気付けないものがある中、三浦らしい事業を考え抜くことがまちを一番活性化できるのではないかと考えます。災害に対する意識や三浦市の未来を見据えて今を挑戦していきます。
 三浦青年会議所には過去開催してきた事業の中で継続しているものがいくつかあります。その中でも市民の方々に、高い評価を頂いているものがサンドアート事業です。今年も開催すると同時に、思い出となり参加する市民との間に共感がもてるような事業を生み出していきます。未来をより良くするために今を考え抜き、「笑顔溢れるまち」にするべくまちづくり委員会は挑戦していきます。

【絆をつなぐ】
 私達は青年会議所運動を通して、様々な事を奉仕・修練・友情のJC三信条のもと学びながら地域に独自で貢献しています。しかし、現在の三浦青年会議所は入会しても経験の浅いメンバーが多く、本来の青年会議所の意義や過去から受け継いできている歴史と伝統を理解しているメンバーは多くはありません。団体であるからこそメンバーの足並みを揃え一致団結をしなければならないのです。その為にはメンバー同士の絆を深め共感し、各自が率先して活動できるように研修を行う必要があります。
 一年間、メンバーが青年会議所の一員として一人の人間として着実に成長する為に取り組む会員研修委員会は「笑顔溢れる2017」を目指していきます。

【時をつなぐ】
 誇りある三浦の歴史と伝統、彩り溢れる新鮮な食材や豊かな自然と四季折々によって情景を変える街並み、三浦には人々の心を魅了する豊かさが宿っています。時代と共に変化しながらも、三浦に潜在する食や人の底知れない魅力を磨きあげ、市民の一人ひとりの心が織りなす新たなる再興のきっかけに繋がる運動を展開していきます。
 1962年に設立された三浦青年会議所は、本年で55周年を迎える事になります。多くの先輩が積み上げてきた運動の歴史、受け継がれる創始の精神のもと、青年としての熱き情熱は絶える事なく受け継がれ今日に至っています。55年の月日をかけて三浦の成長と発展に貢献してきた運動の歴史を学び、先人たちへの溢れる感謝と託される者の決意を胸に、先輩と共に輝かしい60周年にむけた確かな轍を刻み、運動の発信としての機会を創出して邁進していきます。

【結びに】
 東日本大震災、この震災で失われたものは多く、それを受けいれ、現在の私達が気付き学ばなければいけないものは、まだ多くあるのかもしれません。ただ、自身以外に起きたことで強く衝動を受け、自然に歩み寄る行動は共感という言葉の本当の意味ではないのでしょうか。震災直後、多くの人々が、被災地に、被災地の方々に何かをしなければと考えました。そして、その私達の心の中にあったのは、被災者の方々に対して何かしたいと思う当事者意識の共感であったと思います。
 共感とは、目の前にいる一人の人間の姿が自分の姿のように思えることだと思います。この東日本大震災は、そのことを、私達に教えてくれました。あの大地震と大津波は、分け隔てなく襲いかかってきた事実であり、あの日、あの時、どこで地震が起きたかの僅かな違いで、自分もまた被災者になったのではないでしょうか。その共感を胸に抱いたからこそ、多くの人達がボランティアとして被災地に向かい救援と支援に取り組み、被災地に行けない人達は、直ちに義援金を募り、また被災者の方々の為に立ち上がったのではないでしょうか。その経験と活動を通じて、多くの人達が大切なことに気がつき始めました。それは永く私達が忘れていた大切なことでありました。

 私はスローガンに「共感」を掲げさせて頂きました。私は青年会議所の活動を行う中で、共に歩んでいく仲間を見つけました。行く先を教えてくれる先輩と、出会う機会を頂きました。出会った人達と共に、あの日、あの時、今しか出来ないことがきっとあるはずです。
 私はこの共感に「メンバー同士の共感はもちろん、行政や市民の方々にも共感をして頂き、三浦を盛り上げたい」という強い想いがあります。それは簡単なことではありませんが誠意と熱意を持ち、今を強く生きる事で道が拓けると信じます。

 何より共に本気で考え行動しましょう。私達が生まれ育った郷土を愛し、全てをプラスに変える気概と覚悟を持って一度しかない道を歩みましょう。

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